多くの公立中高一貫校では「国際社会のリーダーを育てる」という方針を掲げており、受検する人の中には「海外に留学したい!」と考えている人が少なくありません。
今回は、東京、神奈川、千葉、埼玉にある23校の公立中高一貫校は、どのくらい「国際的」なの?というのがテーマです!
テーマ別に、3つに分けて投稿してます😌
前回と前々回は、公立中高一貫校の「海外大学への進学実績」と「高校在学中の海外経験」について書きました👇
【その3】国内でできる国際教育を調べてみた!
前回と前々回は、国際的=海外に出ることだよね!という視点で書きました。
しかし…このコロナ禍、公立中高一貫校に限らず、学校では、海外に生徒を送り出すことなどもってのほかという雰囲気だったのでは。
そんな中、公立中高一貫校では国内でできる国際教育としてさまざまな取り組みをしていましたので、それをご紹介します!
「Tokyo Global Gateway」での体験型英語学習
東京都近郊の公立中高一貫校では、ほとんどの学校が「Tokyo Global Gateway」での校外学習を行います。
東京英語村とも言われるTGGは、東京都教育委員会と民間企業が提供する英語体験型施設です。
説明はめんどうなので詳しくはHPをご参照ください👇
TGGは土日祝日は幼児から個人でも参加できるプログラムがあります。もちろん、大人もOK。
To be honest...Autumn Specialは新しいプログラムがたくさんありすぎて、今回来ないのはもったいない!と思っております…!You should come!😆https://t.co/Me6y59nH34 pic.twitter.com/E4332zwQzJ
— TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)@お台場 (@TGG_info) 2022年9月7日
そしてなんと、2023年1月に立川でもオープン予定です。立川駅徒歩3分…立川国際中からめっちゃ近いい…🙄
「ブリティッシュヒルズ」での宿泊型英語合宿
一都三県の公立中高一貫の中では、福島県にある「ブリティッシュヒルズ」を利用して、宿泊型の英語合宿をする学校もあります。
「パスポートのいらない英国」というコンセプトのブリティッシュヒルズ。内外装とも凝った造りのようです。ちなみに、神田外語グループの運営です。
英国の文化、マナーに触れながら、生きた英語を学べる施設。つまり、イギリス英語ってことかしら?
これまた説明はめんどうなので詳しくはぜひHPを👇
ブリティッシュヒルズでは、英語研修プランを個人参加できるのは18歳以上から、となっているようです…😳
学校独自のイングリッシュキャンプ
川崎中では、1年次と2年次にそれぞれ「English Camp」を行うカリキュラムです。
ただし、1年次は「校内では英語のみで学校生活をする」というもの。1年生のときに1度体験することで、2年生の宿泊行事がより活きるというわけですね。
実際の川崎中の校内イングリッシュキャンプの写真をみたら、外国人先生の人数がすごかった…(汗)👇
こんな風に「英語漬けの〇日間」を行事としてできてしまうのが、公立中高一貫校の良さですね!
結果は:
一都三県の公立中高一貫校では、海外に出なくても国内でできる国際教育として、学校によってさまざまな取り組みを行っていました。
TGGやブリティッシュヒルズなどを利用した校外学習は、生徒にとっても刺激が大きいのではと思います。
個人的には、川崎中の独自のイングリッシュキャンプが魅力的でしたね。外部の施設を利用するより先生の負担は大きいと思いますが、普段の生活の中に英語を取り入れることは貴重な体験です…😌。
そして、海外大学進学、海外経験、国内での国際教育について、23校の公立中高一貫校それぞれが独自の取り組みをしているんだなと実感しました!
今後、学校ごとにどんな風に発展していくのかも、とても楽しみです。
また、大学に進学してからであれば留学はぐっと身近なものに。
長期休みを利用して行く学生が多いため、短期留学にかかる費用についてはチェックしておいたほうがいいかもしれません。
民間の留学エージェントであれば、気軽に行く国や費用について相談できます!