どのエリアからでも受験ができる私立中学と比べて、公立中高一貫校は受検エリアが狭いです。そのため、他の公立中高一貫校がどんな学校なのか知らないという人は少なくありません。
志望校以外の学校って、説明会も行かないし、詳しく調べたことがない子が多いかも!
一都三県にある公立中高一貫校は23校。それを全て比べてみましょう~👇👇👇
四谷大塚80偏差値で比べてみた
まず、四谷大塚の80偏差値で表にしてみました👇
小石川の頭が突き抜けてる感がすごいですね…!東京都はそれに次いで武蔵、両国、桜修館。
以前、「小石川・武蔵・両国が御三家」だと記事に書きましたが、これを見ると桜修館もそこに入って良さそうですね…。御三家ではなくなりますが…。四天王とかにしますか…。
そして千葉県では千葉、神奈川県ではサイフロ、埼玉県では浦和がそれぞれトップ校となっております。
こう見ると、レべチのトップ校はあるものの、なんとなく全体的には偏差値60前後の学校が中心になっていますね。埼玉県は新設校が多いからか、比較的偏差値は低いほうです。また、全ての学校において男子より女子の偏差値が高い傾向です…!
首都模試80偏差値で比べてみた
首都模試の偏差値でも表を作成しました👇
高校受験の偏差値に慣れている方だと、首都模試の偏差値のほうがよりリアルな数値に感じられるかもしれません…。23校中5校が偏差値70超です。
逆に、偏差値が低いほうの学校をみてみると、東京では富士、白鷗、立川国際、千葉では稲毛、神奈川では川崎、平塚、埼玉では大宮国際、川口、伊奈学園。これら9校は、偏差値的にみればまずまず、受かる確率が高いかもと思える学校ですね。
倍率でくらべてみた
念のため、各学校の倍率でも比較してみましょう…👇
千葉県の千葉中、東葛飾中、神奈川県のサイフロ、埼玉県の浦和は、偏差値、倍率ともにトップ校であることがわかりますね!
一方、東京都では小石川や武蔵といったトップ校が、倍率ではやや下のほうになっています。ま、下と言ったって約3倍~4倍なわけですが。
そして悲しいことに…偏差値的に受かる可能性が高いはずだった9校は…倍率4~5.5の高倍率であることがわかりました…。
そんなに甘くないのが公立中高一貫校受検ということですね…。
いや、東葛飾中の倍率エグい…(汗)
おわりに:
自分の受検する学校や受検学区内の学校についてはよく知っていても、意外とそれ以外の学校についてはあまり知らないものですね。
今回は偏差値と倍率で比較してみましたが、実はけっこう学校ごとに特徴が違っており、調べてみるとおもしろいです。
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